聖泉495号(2017年1月15日発行)掲載記事関連の追加情報です。
キリスト教超入門: 「疑いや迷いは不信仰ですか?」
ニュヨーク・タイムズのコラムニストとして著名な
ニコラス・クリストフがニューヨーク在の改革派教会牧師で多数の著書を持つティム・ケラー牧師にインタヴューしていますが、そのテーマが「
信仰と疑い」でした。
一箇所抜粋してみます。
Can I ask: Do you ever have doubts? Do most people of faith struggle at times over these kinds of questions?
Yes
and yes. In the Bible, the Book of Jude (Chapter 1, verse 22) tells
Christians to “be merciful to those who doubt.” We should not encourage
people to simply stifle all doubts. Doubts force us to think things out
and re-examine our reasons, and that can, in the end, lead to stronger
faith.
(クリストフ記者): あなた自身は信仰に疑義を抱いたことはありますか。大抵の人は信仰を持っていても、こんなこと [注: 処女懐胎や復活などいわゆる奇跡のような事柄] に疑問を抱くことがしばしばあると思いますよ。
(ケラー牧師): もちろんですとも。聖書にはユダ書(1章22節)と言うところにキリスト者に対して「疑いを抱いている人たちを憐れみなさい。」 と奨めています。疑いはすべて抑えてしまえ、とは言いません。疑いはむしろ私たちに考えることを促し、信じた理由を再検証させます。その結果より強い信仰を持つことになります。
キリスト教界隈
ご紹介した「
世界キリスト教情報」のサイトです。
少し言及した「クリスチャントゥデイ」のことですが、日本では2004年創刊時から、創立の背後にあるとされる「
張在亨牧師の統一協会の前歴問題をはじめ異端問題の疑惑」が問題にされてきました。
日本ではある程度表立っての追求は収まっていますが、米国福音派を代表する雑誌である
クリスチャニティー・トゥデーが2013年に二度に渡って張在亨牧師の米国での広範な活動に対する疑念を追及した記事を発表しました。
その後も一般誌であるマザー・ジョーンズが張在亨牧師の米国での活動の一環としてニューズ・ウィーク買収その他の関連を追及する
調査記事を2014年に出しています。
宗教界隈
ご紹介した「
中外日報」のサイトです。
以上です。