2013年8月15日木曜日

JSF実行委員長インタヴュー

今年のJSFセミナーも1週間後、と迫ってきました。

今は受け入れ態勢で忙しくしていると思われる、JSF(と言う組織の)実行委員長にインタヴューします。(暫く前に原稿を頂いていたものです。)

先ずは、その実行委員長を紹介しますと、
名前:吉田渡
所属教会:盛岡聖泉キリスト教会
現在の立場:福島学院大学非常勤講師
それではインタヴューへ・・・

質問1「JSFって何の略だか知っていますか。」
Junior SEISEN Fellowship で、聖泉連合における若者(自己申告による)の集い、という理解でしす。また、教会内のクリスチャンと教会外のクリスチャン・ノンクリスチャンが交流するためのワンクッションという側面も期待されているものだと思います。
質問2「実行委員長のプレッシャーってどんな感じですか。」
 正直、当初「JSF活動は、各教会の若年層を活性化させることができる。それによって教会を変えることができるのではないか」と思い、大きなプレッシャーを感じていました。しかし、取り組みを継続する中で自分の驕りを知りましたし、教会の在り方について学んでいく 中で、こういった働きはその期間や規模などからして、あくまで+αであるべきなのだなと思うようになりました。良い経験と示唆をいただきました。今は、むしろプレッシャーを感じている人(重荷を負っている人)にすぐお渡しすべきものと理解しています。あらゆる国の歴史を見ても、長期独裁(集権)は健全な姿ではないとわかります。本来的にそれがお出来になるのは神様だけです。この奉仕は、どの人が担っても、この働きに対する神様の目的がぶれないような体制が整えられるなら、今の聖泉Juniorの誰もが担うべきものだと思います。
質問3「信仰の自立ってどんなイメージでしょう。」
     信仰の自立は、世襲のクリスチャンにとってだけの問題ではなく、非常に大きなテーマだと思います。一般に使われる「自立」とは親から離れることが前提です。このテーマの場合、クリスチャンにとっての親とは何かという問題ですが、大宣教命令に立つならば、それは母教会であると自分は思います。

     クリスチャンとは一般に、信仰を告白して洗礼を受けた人なわけですが、この段階では新しく生まれたばかりですから、自立は無理でしょう。まずは、これを取り扱って下さった教会に神様が与えておられる大宣教命令に献身すること。その中で、成長・成熟していくことが必要でしょう。そうして、神様が自分自身に与えておられる大宣教命令へと献身することで初めて、「信仰が自立した」というのだと自分は考えています。

     大宣教命令と言っても、もちろん「ただ伝道活動をしていれば」これを行っていることにはならないと思うのです。コンセプトの明確な礼拝、敷居の低い交わ り、地域を巻き込む奉仕、人を育てる訓練が必要でしょう。ただ、これらがいずれも「伝道」を達成するために連動しており、それによって豊かな結実を得ているなら、大宣教命令を行っていると言うのだと思うのです。つまり、クリスチャンが新たに「教会をおこなっていくこと」が、信仰の自立なのではないかと、私は思います。
丁寧な回答ありがとうございました。
では良きセミナーとなるよう願っています。 
  

0 件のコメント:

コメントを投稿